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早稲田実、1年生29人入部 激しい遊撃手の定位置争い

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2017年5月13日22時20分

 ■しまっていこー 早稲田実

 今春、早稲田実には29人の1年生が入部した。2年生は先輩を追いかけるだけでなく、下級生から追われる立場になった。現在、遊撃手のポジション争いが激しい。選抜大会で6安打4打点と活躍した野田優人(2年)の前に、好打者の生沼弥真人(やまと=1年)が現れた。

 生沼は中学時代、東京の世田谷西シニアで全国大会を経験している身長180センチ、68キロの選手。ゴールデンウィーク中の練習試合から出場し始め、3本塁打を放つなど打撃の良さをアピールしている。ダブルヘッダーの日には1試合ずつ、遊撃手で先発し、野田は勝負強い打撃を買われ、外野も守っている。「野球人生で初めての外野です。最初に言われたときにはびっくりしました。ポジション争いは燃えるというか、焦るというか……」と複雑な表情を見せた。

 野田は昨年、堅実な守りでレギュラーを手にした。だが、いまでは打撃の選手だ。「選抜大会が本当に自信になっています。調子が良くない状態で大会に入ったけれど、結果を出せた。今は試合になれば打てるかもしれないと思えるようになった」と精神面での成長を語った。生沼は「清宮さんや野村さんと先発メンバーに名を連ねられるようにがんばりたい」とレギュラー獲得へ意欲を見せる。

 もちろん、野田も簡単に遊撃手を明け渡す気はない。「チームのためにどこでも守れるのはいいことだと思う。だけどショートの方が大変な分、楽しい。守り続けたい気持ちはあります」と静かに、そして力強く言った。(坂名信行)