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大阪桐蔭、「カバーする力」発揮 正捕手骨折でも勢い

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2017年3月13日15時08分

 ■しまっていこー 大阪桐蔭

 3年連続出場となる選抜大会を前に、大阪桐蔭に試練が訪れた。正捕手の岩本久重が2月中旬の練習で左手有鉤骨(ゆうこうこつ)を骨折。大会への出場が絶望的になったのだ。

 「岩本さんが抜けた穴をみんなでどうにかカバーしようと言っています」とは外野手の宮崎仁斗だ。対外試合が解禁となった8日、関西学院との練習試合で2番に座り、2本の長打を含む3安打。11―0の勝利に貢献し、「当てにいくのではなく、しっかり振っていく中でミートできた」と納得の表情を見せた。

 この日、大阪桐蔭はいずれも1年生の藤原恭大、宮崎、中川卓也が1~3番に座り、3人とも安打を放った。宮崎は「全員でつなぐ打線なので、2番というより、『回の先頭で回ってきたら1番打者』という意識の方が強いです」。

 けが人が出たとき、誰かがミスしたときに「カバーする力」の重要性は、西谷浩一監督が常々、口にすることでもある。

 岩本が抜けた捕手は、普段は一塁などを守る主将の福井章吾が務める予定。昨年の春まで捕手をやっていたこともあり、リード面に不安はない。8日の試合ではエース徳山壮磨の3安打完封の好投を引き出した。「手応えがありました」と笑顔も見せた。

 「チームとしてはまだまだ声が足りない」と言いつつ、主将は宮崎のプレーについて、「ガツガツしていてよかった」とも。岩本のけがをカバーするためにも、下級生の上位打線がもたらす勢いが重要になる。(山口史朗)