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中京大中京、軟式組1年生が伸び盛り 主砲の言葉励み

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2017年3月13日15時15分

 ■しまっていこー 中京大中京

 学年末テストが終わった8日、中京大中京(愛知)の1年生捕手、墨泰希(たいき)は個別練習で緩い球を素手で捕る練習をしていた。1年生19人の中で中学まで軟式だったのは4人。そのうち部活が3人で、墨は唯一、クラブチーム出身だ。

 シニアなど硬式組だけでなく、部活引退後の中3夏から高校への準備を始めた3人に比べても、秋まで試合があった墨は硬球に触れたのが一番遅かった。「最初は怖かったですよ。(恐怖心は)まだあります」と正直に言う。

 実直に練習に取り組む姿がある。「先生にも言われたけれど、この1年でキャッチングとショートバウンドの止め方が良くなった」。上を目指して、「守備で勝負していきたい」。

 1年生では内野手の江村友希と磯部直基、外野手の海田(かいでん)征吾が軟式野球部出身者で、やはり硬球に苦戦した。江村は「最初は打球が飛ばなかった。夏を過ぎた頃から守備も慣れてきたと思う」。磯部も「慣れるのに3カ月くらいかかった。守備も、まわりと比べものにならないくらい下手だったので必死で練習した」。昨秋の1年生大会では、終盤の守備を任されるほどの上達振りだ。

 「打球の伸びが、軟式と違って難しかった」とは海田。体重は入学時の60キロから67キロに増え、「体力がついてきた。自分はまだまだレベルが低いので、追いつけるようにしたい」。

 軟式組に心強い言葉がある。2年生の主砲、鵜飼航丞も中学まで軟式だった。「硬式のバットは軟式より200グラムくらい重たいし、最初はやばいと思った。でも、なじんだら大丈夫。軟式出身というハンディはないと思います」(上山浩也)