メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

後輩36人入部、2年生「背中で引っ張る」 中京大中京

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2017年4月6日10時23分

 ■しまっていこー 中京大中京

 様々なユニホーム姿が、中京大中京のグラウンドのバックネット裏に並んでいた。3月26日。この日からチームに加わった36人の新入部員たちだ。

 緊張気味の顔ぶれの前では、秋田との練習試合が行われていた。点の取り合いになった一戦は、この日から「先輩」になった新2年生の姿が目を引いた。一回に沢井廉が2点本塁打。一挙10得点で5点差を逆転した八回には、山田希が満塁本塁打を放った。

 一方、雨がふる中で先発登板した浦野海斗は苦しんだ。七回途中、9失点で降板。ベンチに戻ると高橋源一郎監督の大声が響いた。「一つの試合で高校野球は終わってしまうんだ。先輩たちも、みんなが守ってくれている。ただ投げているんじゃない!」。この言葉は、観戦していた新入部員にも届いただろう。

 試合後に浦野は「この気持ちを忘れずにやっていかないと。3年生にとっては最後の夏。もし自分が投げる機会があって、今日と同じようなことをしたら3年生の夏を終わらせてしまう。隙を見せないようにしないといけない」。

 2年生は19人。ずらりと並んだ後輩を見て、「多いですね」「あっという間に1年が過ぎた」と口々に語った。当然、競争も激しくなる。昨秋は背番号6でこの日は16をつけていた山田は「また頑張らないと」。浦野も「プレーよりも、背中で引っ張っていけるような強い先輩になりたい」。それぞれが、気持ちを新たにしていた。(上山浩也)