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大阪桐蔭・中川、尊敬する兄と同じ舞台へ 選抜優勝誓う

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2017年2月22日09時21分

 ■しまっていこー 大阪桐蔭

 大阪の最高気温が13・6度に上がった16日、大阪桐蔭では「ガチ(真剣勝負)の紅白戦」(石田寿也コーチ)が行われた。選抜のベンチ入り選手を決める際の判断材料になる試合だ。

 レギュラー中心のチームで3番に座ったのは、1年生で内野手の中川卓也だ。その第1打席。同じ1年生で中学時代はボーイズリーグの日本代表にもなった柿木蓮の外角球をとらえ、右中間へ2点本塁打。その後も、右前安打、左越え二塁打と打ちまくった。

 柿木は昨秋の公式戦ではメンバーから漏れたが、140キロ超の直球を持ち、大舞台でのベンチ入りを狙う本格派右腕。同学年の好投手からの一発に、中川は「調子は上がっています」と納得の表情を浮かべた。

 大阪出身の中川には、3歳上の兄がいる。優(まさし)さん。八戸学院光星(青森)のエースとして、2年生の春から3季連続で甲子園の土を踏んだ。「野球選手として尊敬している」という兄と同じ道を歩む選択肢もあったが、「地元の強豪から甲子園に出たい」という思いが勝り、大阪桐蔭の門をたたいた。

 昨年は8月末に右足中指を骨折し、秋の府予選に間に合わず。それでも、近畿大会は背番号18をつかみ、3試合で11打数6安打1本塁打と結果を残した。

 この冬は脚力強化を課題に、「どんな短い距離でも全力疾走」を心がけた。兄の甲子園での最高成績は2014年夏の8強だが、弟は「選抜では一戦必勝で戦い、優勝したい」と誓う。(山口史朗)