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大阪桐蔭・根尾、公式戦で初先発 入学前から話題の逸材

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2016年10月25日07時07分

 ■しまっていこー 大阪桐蔭

 近畿大会出場を3年連続で決めた大阪桐蔭。その府予選では、1年生もしっかりとチームをもり立てた。

 背番号をもらったのは6人。その中で公式戦初先発を飾ったのが、根尾昂(あきら)だ。

 岐阜・飛驒高山ボーイズ出身で、中学時代に146キロをマーク。全国中学校スキー大会の回転でも優勝するなど入学前から話題に上がった逸材だ。入学するとさっそく今夏から外野手の藤原恭大とともに背番号をもらっていた。秋に向けての練習試合では、清宮幸太郎主将率いる早実戦で打者としてまず力量を見せた。3―3の延長十回、カーブをとらえて右翼への2点本塁打で試合を決めた。

 その日から約1カ月半。

 根尾の公式戦先発デビューは北野との準々決勝(8日)で訪れた。当日朝に西谷浩一監督から先発を告げられ「よっしゃ、いったろ。ピッチャーや」と気合が入った。「きれいなマウンドで投げられるのは先発だけ」と大喜びで一回から堂々とした投球を見せた。

 結果はスライダーとチェンジアップを織り交ぜ、七回コールド勝ち。三振9を奪い、無失点だった。「先輩からリズムが大事だと言われ、テンポよくいけた。けど、点をとった後に四球を出したのは反省」と根尾。西谷監督は「本人はまだまだ納得いかないだろうけど、初めてにしてはしっかり投げていた」と合格点を与えた。

 根尾の憧れの存在は日本ハムの大谷。「この人になら大事な試合を任せられる、と周りがなっているところ」が理由だ。いつか絶対の信頼を受ける大阪桐蔭のエースに。志がにじむ一言だった。(藤田絢子)