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横手城南がサヨナラ勝ち、8強入り 秋季東北高校野球

2010年10月10日0時35分

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写真:盛岡中央―横手城南 10回裏横手城南2死二塁、藤田の右越え二塁打で二塁走者佐藤裕が生還してサヨナラ勝ち=山形県野球場盛岡中央―横手城南 10回裏横手城南2死二塁、藤田の右越え二塁打で二塁走者佐藤裕が生還してサヨナラ勝ち=山形県野球場

 第63回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催)は9日、山形県野球場などで2回戦があり、横手城南が盛岡中央(岩手)に延長10回に2―1でサヨナラ勝ちし、初出場で準々決勝進出を決めた。大曲工は東北(宮城)に2―8で敗れた。横手城南は10日に光星学院(青森)と対戦する。

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 横手城南は10回、佐藤裕の中前安打と犠打で2死二塁とし、藤田の右越え二塁打でサヨナラ勝ちを決めた。1年生左腕の佐藤裕は10安打されて7回以外は走者を背負ったが、緩い変化球をうまく使って要所を抑えた。

■創部3年目で初勝利

 創部3年目の横手城南が延長戦を制し、東北地区大会初出場を初勝利で飾った。10回、2死二塁で打席に向かった藤田達君は「自分のバットで勝負を決める」。気合で打った打球は右翼手の頭上を越えた。サヨナラ勝ちが決まると、ベンチから全選手が飛び出して喜びを爆発させた。柴田創一郎監督は「県大会を勝ち抜き、選手に自信がみなぎっている。次も粘りの野球をしたい」と話した。

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 中盤まで接戦に持ち込んだ大曲工だが、7回に先発加藤が連続四球を出して降板。2番手の橋本が3連続長短打を浴びるなど、計5点を失った。7回に佐々木の適時打などで2点を返したが、届かなかった。

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