アサヒ・コム 第87回全国高校野球選手権大会 ここから検索メニュー
検索使い方
検索メニュー終わり

アサヒコムと高校野球のメインメニューをとばして、このページの本文エリアへasahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ >  高校野球  >  第87回選手権  > 愛知  > ニュース

【愛知】 愛工大名電

2年ぶり7回目

メニューをとばして、このページの本文エリアへ

努力家の主将、意地の一打 「最高のチーム」柴田選手

2005年08月10日

 抜ける、と誰もが思った。1回1死、清峰の大石将人君(3年)の打球は三遊間深く転がる。しかし、愛工大名電の遊撃手柴田亮輔君(3年)が、すでに回り込んでいた。逆シングルで捕って一塁へ。ファインプレーにスタンドが沸いた。

 名電には、少年野球時代から活躍している選手が多いが、柴田君はそんな「野球エリート」ではない。中学3年生の時は、1年間に1勝しかできない弱小チームにいた。名電に入学し、新入生だけで試合をしても、ひとりだけバットにボールが当たらない。

 身長182センチの長身だが、体重72キロ。いくら鍛えても体重は増えない。それでも倉野光生監督は、足が速くて努力家の柴田君を起用し続けた。

 昨秋には誠実な人柄をかわれて新チームの主将になった。しかし、チームメートに注意をしようと思っても、「おれの方がミスばかりしている」と、二の足を踏んでしまう。柴田君は、倉野監督の個人ノックを毎日100〜200本受け、少しずつ自信を築いた。

 1点先行された7回裏2死二、三塁、柴田君の目の前で、佐々木孝徳君(3年)が敬遠された。佐々木君も柴田君もともにこの日は無安打なのに……。悔しさがこみあげたが、ぐっとこらえた。

 2球目、狙っていたカーブをバットの先に当てた。高いバウンドが一塁手の右にそれて内野安打に。同点に追いついた。意地の一打。一塁ベース上、ぐっと拳を握った。

 13回裏、最後の打者が倒れても、柴田君の目に涙はなかった。幼い頃、負け続けるチームのなかで、ずっと甲子園を夢見ていた。その大舞台を、春2回、夏1回踏み、今大会は優勝候補とまで言われた。「いまは、最高のチームで、2年半野球ができたことが、うれしいです」。まっすぐ前を向き、ほほえんだ。


愛知大会のニュース 一覧

[Flash]きょうのホームラン別ウインドウで開きます

大会第32

[ダウンロード]速報PDF号外

pdf

決勝は駒大苫小牧―京都外大西

愛工大名電フォトギャラリー

愛工大名電の甲子園までの道のりを写真で振り返ります。

各代表校のページ

ここから広告です 広告終わり
日程
8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23        
日本高野連
日本学生野球協会
▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ高校野球トップ代表校組み合わせ日程試合結果ハイライト特集大会データ観戦ガイド

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.