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2013年8月19日0時56分
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宮崎・延岡学園、勢い止まらず 中盤2回に集中打8点

写真:聖愛―延岡学園 5回裏延岡学園2死一、三塁、岩重は左前に適時打を放つ。捕手和島=白井伸洋撮影拡大聖愛―延岡学園 5回裏延岡学園2死一、三塁、岩重は左前に適時打を放つ。捕手和島=白井伸洋撮影

写真:3打数2安打の活躍をみせた延岡学園の松元聖也選手=内田光撮影拡大3打数2安打の活躍をみせた延岡学園の松元聖也選手=内田光撮影

 【伊藤あずさ】大会12日目の18日、宮崎代表の延岡学園は第2試合で聖愛(青森)を10―0で下し、初のベスト8進出を決めた。県勢のベスト8は、2009年の91回大会に出場した都城商以来4年ぶり。19日の準々決勝は、第4試合で富山第一と対戦する。

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■「全員野球」で圧倒

 延岡学園がチームカラーの「全員野球」で聖愛を圧倒。中盤にビッグイニングを重ね、先発の奈須も緩急をつけた丁寧な投球で聖愛打線を寄せ付けなかった。

 3回、柳瀬や梶原の安打に積極的な走塁をからめ、相手投手の牽制(けんせい)悪送球の間に先制。

 5回には先頭打者の柳瀬が中越え二塁打。続く奈須の犠打で手堅く送った後、2死から松元の右越え三塁打など3長短打を浴びせ、4点を追加。試合の流れを引き寄せた。

 続く6回にも、先頭の柳瀬がこの試合3本目の安打で出塁。梶原、松元、坂元の3連続安打など計5安打を放ち、この回も4得点。勝負強さを見せつけ、聖愛を突き放した。

 柳瀬は守っても落ち着いた好リードを見せた。先発した奈須は「キャッチャーがリズムよく投げさせてくれ、持ち味を出せた」。

 宮崎大会でも5回までしか投げたことがなかったという奈須は、大舞台で初めて8回までマウンドを守った。コーナーをつくスライダーと低めに集めた直球で、相手に得点を許さなかった。

■けがで1年空白、克服 松元聖也選手

 【伊藤あずさ】1点をリードして迎えた5回。2死三塁で打席に立った松元聖也(3年)は、真ん中に来た130キロ台後半の直球を思い切り、振り抜いた。「絶対に、自分がつなぐ」と粘った7球目。打球はグングン伸び、右翼手の頭を超えて三塁打に。走者の柳瀬直也(同)が生還し、追加点を挙げた。

 甲子園球場にわき起こる大きな歓声。ずっと夢見ていた甲子園での初安打だった。

 3年前の夏も、中学3年生だった松元は甲子園の大歓声の中にいた。宮崎からバスに乗り、志望校だった延岡学園の試合を友達と見に来ていた。「自分も、延岡学園で、甲子園でプレーする」と誓った。

 翌春、念願の延岡学園野球部に。その秋、1年生大会を控え追い込んで練習を重ねていた矢先、ノックで捕球した球を投げた右腕が「バキッ」と鳴った。上腕部の太い骨が折れていた。食事や着替えなど日常の生活もままならなくなったが、何よりも、野球が二度と出来ないかもしれないということが不安だった。

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