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2013年8月16日0時37分
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茨城・常総、少ない好機逃さず 仙台育英下す

写真:仙台育英―常総学院 8回裏常総学院2死二、三塁、吉成は左前に2点適時打を放つ。捕手小林遼=加藤諒撮影拡大仙台育英―常総学院 8回裏常総学院2死二、三塁、吉成は左前に2点適時打を放つ。捕手小林遼=加藤諒撮影

写真:6回裏、先制の適時三塁打を放つ高島。投手馬場、捕手小林遼=加藤諒撮影拡大6回裏、先制の適時三塁打を放つ高島。投手馬場、捕手小林遼=加藤諒撮影

写真:仙台育英―常総学院 6回裏常総学院1死一、二塁、高島の適時打で一塁走者代走眼龍も一気に生還=遠藤真梨撮影拡大仙台育英―常総学院 6回裏常総学院1死一、二塁、高島の適時打で一塁走者代走眼龍も一気に生還=遠藤真梨撮影

 耐えて、しのいで、少ない好機をものにした。常総学院は15日、選抜王者・浦和学院(埼玉)を破った仙台育英(宮城)を4―1で下した。2回戦突破は、優勝した2003年以来、10年ぶり。3回戦は18日、第1試合で福井商(福井)と対戦する。

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     ◇

 常総学院は、相手投手の好投で前半は無安打に抑えられたが、後半の好機を生かし、昨秋の明治神宮大会優勝校を退けた。

 茨城大会の全試合で2桁安打を記録した自慢の打線は、相手エースの落ちる球を打ちあぐんだ。5回まで1人の走者も出せなかった。

 「低めの球を打たない」ことを徹底し、6回に流れが変わった。先頭打者の池沢が中前打で出塁し、飯田の犠打で二塁へ。続く荒原が打撃妨害で出て、1死一、二塁となり、高島の三塁打で2点を先制した。

 1点差に迫られた8回には、2死二、三塁から吉成の左前打で2点を加えた。

 エース飯田は、低めにていねいに投げた。8回にソロ本塁打で1点を失ったが、相手打線を散発4安打に抑えて完投した。右翼手吉成がタッチアップの走者を本塁でアウトにするなど守備陣も飯田を支えた。

■狙った「武器」、フルスイング 高島翔太選手

 【照屋健】打球が右中間を深々と破ると、4万6千人の観衆がどよめいた。常総学院の高島翔太(3年)は三塁上でガッツポーズをした。

 6回。それまで無安打に抑えられていた仙台育英のエース鈴木天斗(3年)から池沢恒平(3年)が初安打を放った。犠打と相手の打撃妨害で1死一、二塁。高島に打順が回ってきた。

 「ワンチャンスをモノにしよう」。好投手に苦しむ常総学院ベンチでは、そう声をかけあっていた。次打者の吉成祐輔(3年)には「お前が打つしかねーぞ」と声をかけられた。

 仙台育英は2番手の馬場皐輔(3年)がマウンドに上がった。140キロ台後半の直球が武器だ。高島はビデオで研究していた。

 「絶対に直球でくる」と、狙いを決めて打席に入った。2球目。待っていた内角の直球をフルスイングした。「スコアボードとベンチを見て、打った実感がわいた。最高だった」

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