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2013年8月16日0時46分
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福島・聖光打線、苦しみ惜敗 1点差、粘投も実らず

写真:聖光学院―福井商 6回表聖光学院2死、八百板は一塁内野安打を放つ。投手長谷川=白井伸洋撮影拡大聖光学院―福井商 6回表聖光学院2死、八百板は一塁内野安打を放つ。投手長谷川=白井伸洋撮影

写真:聖光学院―福井商 6回表聖光学院2死一塁、園部は中越えに適時三塁打を放ち、二塁へ向かう=白井伸洋撮影拡大聖光学院―福井商 6回表聖光学院2死一塁、園部は中越えに適時三塁打を放ち、二塁へ向かう=白井伸洋撮影

 聖光学院は15日の第1試合で福井商(福井)に1―2で競り負け、2回戦で甲子園を去ることになった。

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 初回に1点を先制された聖光学院は、相次ぐピンチを石井成投手(2年)の粘投でしのぐと6回、園部聡選手(3年)のフェンス直撃の中越え三塁打で同点に追いついた。しかし、8回に不運な当たりで決勝点を奪われ、涙をのんだ。

■母への感謝、プレーで届けた 同点三塁打の園部聡選手

 【佐藤啓介】普段は「状況に応じた打撃が出来ればいい」。でも、最後の夏は絶対に甲子園で本塁打を打ちたいと願っていた。母の知子さん(53)へ、感謝の気持ちを届けたかった。

 2歳のときに父の厚さん(享年39)を亡くした園部聡選手(3年)を、知子さんは懸命に育てた。「甘えん坊で落ち着きのない子だった」。知子さんが茨城県北茨城市の職場から帰宅すると、「買い物に行こう」「外で遊ぼう」とねだって聞かない。「寂しい思いはさせたくない」と、疲れを見せずに遊んであげた。

 小学5年でソフトボールを始め、投手として県大会準優勝。中学校では軟式野球でいわき市の選抜チームに選ばれ、全国ベスト8。そんな活躍も知子さんが支えた。仕事後、約1時間かけて福島に戻って練習の送り迎えをし、週末は試合を欠かさず応援した。

 中学3年の夏、園部は聖光学院で寮生活をすると決めた。甲子園への思いだけでなく、「人間的にも大きくなれると思った」。

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