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2013年8月11日0時42分
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不屈の浦学、サヨナラで散る 意地の集中打 埼玉

写真:浦和学院―仙台育英 3回表浦和学院1死二、三塁、木暮は左越え2点適時二塁打を放つ=加藤哉撮影拡大浦和学院―仙台育英 3回表浦和学院1死二、三塁、木暮は左越え2点適時二塁打を放つ=加藤哉撮影

写真:9回裏のピンチで投手小島に声をかける捕手西川=加藤哉撮影拡大9回裏のピンチで投手小島に声をかける捕手西川=加藤哉撮影

写真:応援席を埋め尽くした生徒ら拡大応援席を埋め尽くした生徒ら

 ありがとう、浦和学院――。第95回全国高校野球選手権記念大会1回戦で、浦和学院は仙台育英(宮城)に惜しくもサヨナラ負けを喫した。初回から5点リードされても誰一人あきらめず、猛攻撃で逆転に成功。エース小島は猛暑の下、180球を超える力投を見せた。最後まで気迫あふれるプレーを貫いた選手たち。2年連続の初戦突破はならなかったが、見る者の胸を熱くさせる素晴らしい戦いだった。

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■一時は逆転 地力見せた

 【富山正浩】「多分、打撃戦になる」。浦和学院・森監督の悪い予感が的中した。

 1回、幸先良く1点を先取した直後だった。エース小島が、先頭打者の右前安打を皮切りに無死満塁と追い込まれた。そこから、3四死球と2本の適時打で6点を失い、序盤の主導権を握られた。

 埼玉大会7試合はいずれも早朝の第1試合。不慣れな夕刻開始だったという不運もあった。小島は夏の満員の甲子園の特有の雰囲気にのまれたのか、腕が振れず、球がうわずった。この回だけで5四死球を与えるなど、持ち前の制球力がみられなかった。

 しかし、打線は不調の小島を援護しようと奮起。5点を追った3回には、コンパクトかつ力強いスイングで打者一巡の7長短打。そこに四死球や相手の暴投なども絡んで一挙8点を奪い、9―6と逆転に成功した。二塁走者が単打で迷いなく本塁を突くなど、積極的な走塁も目についた。

 ところが、これで終わりではなかった。小島は得意の内角への制球が定まらず、6回にも集中打を浴びて4失点。10―10の同点にされ、振り出しに戻った。

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