朝日新聞デジタル

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2013年7月10日18時22分
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〈11人野球:5〉青森 試合ができる喜び胸に

写真:9人とは思えないほどの大声が飛び交う三戸の練習試合。手前は佐藤礼明主将=七戸町舘野の七戸グラウンド拡大9人とは思えないほどの大声が飛び交う三戸の練習試合。手前は佐藤礼明主将=七戸町舘野の七戸グラウンド

写真:攻撃時でもベンチで待つ選手は少ないが、それを感じさせない大声で応援する=七戸町舘野の七戸グラウンド拡大攻撃時でもベンチで待つ選手は少ないが、それを感じさせない大声で応援する=七戸町舘野の七戸グラウンド

写真:この5年で、部員数も、グラウンド端に立つフェンスの数も多くなった=八戸市田面木の聖ウルスラ拡大この5年で、部員数も、グラウンド端に立つフェンスの数も多くなった=八戸市田面木の聖ウルスラ

■1年生6人加え臨む三戸

 何よりもうれしい、三戸球児9人で戦った試合だった。

 5月5日、春季県大会八戸地区予選の八戸西戦。八戸東運動公園野球場に足を踏み入れた佐藤礼明(よしあき)主将(3年)は思った。「やっとここに立てたんだな……」

 1回に4点を奪われた。2回には、打者10人の猛攻を受け6点を失った。5回の攻撃で、佐藤さんが2死二塁から2球目を右前に返し一、三塁としたが、後続が打ち取られた。0―13。1年生6人が加わった10カ月ぶりの公式戦は、5回であっさりと終わった。

     ◇

 三戸は、1949年創部の伝統校。2006年夏には、選手17人ながら、青森商や大湊を破って8強入りし、「三戸旋風」を起こした。しかし、地元三戸町の中学生が、進学で八戸市や岩手県に流れる傾向に、変わりはなかった。

 12人で臨んだ昨夏。初戦で東奥学園に延長の末、敗れた。3年生9人が引退してから1週間後、2年生2人、1年生1人での練習が始まった。ベンチはがら空き。「グラウンドってこんな広かったかなーって……。寂しかった」と佐藤さんは振り返る。

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