朝日新聞デジタル

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2013年7月6日17時55分
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〈いっしょに校歌を歌いたい:5〉栃木 今年こそ勝利を

写真:球児たちと過ごしてきた30年間を振り返る宇賀神修監督=佐野市葛生東2丁目の青藍泰斗高校拡大球児たちと過ごしてきた30年間を振り返る宇賀神修監督=佐野市葛生東2丁目の青藍泰斗高校

■指導30年 青藍泰斗・宇賀神修監督 悲願達成 球児と一緒に挑戦

 高校野球を指導して30年余。青藍泰斗の宇賀神修監督(59)の願いは、甲子園での「忘れ物」を取りに行くことだ。今年も、球児たちとの挑戦が始まる。

 監督としての指導は、前身の葛生高校から始まった。赴任した最初の年の部員はわずか11人。さらに「当時の学生はやんちゃで、手を焼きました」。グラウンドに行くと一人もいなかったこともある。「ボイコットされたんですね。あのときはさすがにつらかった」と振り返る。

 そんな部員も、3年生の夏は特別だった。「最後はみんな、勝って泣き、負けて泣く。私も一緒に泣きました」

 創部から7、8年が過ぎて、部員が集まるようになった。「毎日練習をしている姿が、地域の人に浸透したんだと思う」。勝ち星も重なった。そして、甲子園を意識するようになる。1984年には秋の県大会、86年には春の県大会を制した。しかし、夏の壁は厚かった。秋と春には強かったが、夏に勝てないため、「ウガジン春オ」などと揶揄(やゆ)されたこともあったという。

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