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2013年8月17日0時34分
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鹿児島・樟南、完全燃焼の惜敗 1点差に泣く

写真:前橋育英―樟南 3回裏樟南1死、島田は左前にチーム初安打を放つ。捕手小川=内田光撮影拡大前橋育英―樟南 3回裏樟南1死、島田は左前にチーム初安打を放つ。捕手小川=内田光撮影

写真:ピンチを切り抜けた選手たちに声援を送る野球部員たち=阪神甲子園球場拡大ピンチを切り抜けた選手たちに声援を送る野球部員たち=阪神甲子園球場

 【石塚翔子】最後まで諦めなかった。16日、前橋育英(群馬)と2回戦を戦った樟南は、1点差に泣いた。エースの好投に応えようと、選手たちは最終回まで好機を作って粘った。

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 樟南はエース山下の低めをつく好投と、持ち味の機動力を生かし、最後まで粘りを見せた。だが、前橋育英のエース高橋光の140キロを超える速球と制球の良い変化球、バックの堅い守備に、あと1本が出なかった。

 1点を追う樟南は5回1死、大谷が右翼線に二塁打を放つと、島田が三塁に内野安打を放ち一、三塁と好機を広げた。ここで初戦の佐世保実(長崎)戦で決勝のスクイズを決めた池田がセーフティースクイズを狙ったが、前橋育英の三塁手の好守備に阻まれ、得点を挙げることはできなかった。

 9回には先頭打者今田が中前安打で出塁。50メートル5秒9の俊足を生かし二盗、三盗に成功。2死三塁と一打同点まで迫ったが、最後の打者、代打の前村が三振に倒れた。

 一方、エース山下は8回と3分の1を被安打3、4奪三振、1四球、継投した川畑は残る2者を連続三振に切って取り、両投手の粘投が光った。

 最初のピンチは5回。前橋育英の初安打となる小川が中前安打を放ち出塁。犠打や暴投で進塁し2死三塁に。ここで次打者の田村の二ゴロを、鹿児島大会6試合で失策0だった樟南の島田が後逸してしまい、先制を許した。

 8回にも左前安打と四球、犠打で1死二、三塁とピンチを招いたが、山下は次打者2人を内野ゴロに仕留めて、二塁手島田のホームへの好送球もあり加点を許さなかった。

■初めての後逸、安打でお返し 島田貴仁選手

 地面すれすれに向かってきた打球が5メートルほど手前で少しはね、二塁手の島田貴仁選手(3年)の両足の間をすり抜けた。

 5回表2死三塁、右中間に球が転がる間に三塁走者が生還した。高校3年間の公式戦で、最初で最後のトンネルだった。

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