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2013年8月11日0時39分
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投・打、厚かった壁 大分商「勝負の厳しさ」次世代へ

写真:敗戦翌日に甲子園を訪れ、他校の試合を見つめる選手たち=兵庫県西宮市拡大敗戦翌日に甲子園を訪れ、他校の試合を見つめる選手たち=兵庫県西宮市

写真:敗戦翌日に甲子園を訪れ、観客席で他校の試合を見つめる大商の選手たち=兵庫県西宮市拡大敗戦翌日に甲子園を訪れ、観客席で他校の試合を見つめる大商の選手たち=兵庫県西宮市

 16年ぶりに甲子園に帰ってきた県代表の大分商だったが、目標の初戦突破はならなかった。9日、強打の修徳(東東京)に2―8で敗れた。だが今大会初の無失策試合を披露し、堅守からリズムを作る伝統の「大商野球」をアピールした。選手たちは一夜明けた10日、甲子園を再び訪れて試合を観戦し、再起への思いをかみしめた。選手たちは11日に大分市に戻る。

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 大分大会では攻守で安定した戦いぶりを見せた。5試合で打率4割の猛打だけでなく、21盗塁の機動力や4失策の守りも光った。県内屈指の左腕を擁し、東東京大会を制した修徳とも互角に戦えると思われた。

 序盤は理想の展開だった。エースの笠谷俊介(2年)が緩急を使い、丁寧な投球で5回まで被安打2の好投。攻撃陣も映像を見て研究した相手右腕を攻略し、3回には福地隼人(3年)の適時打で2点を先取。勢いをつかんだ。

 だが、東東京大会で強豪・帝京を破り、8試合中6試合でコールド勝ちした強力打線は一枚上手だった。疲労から「腕の振りが鈍くなっていった」という笠谷を終盤にとらえる。6回に逆転本塁打を放ち、その後も集中打で畳みかけた。救援した速球派の中野貴仁(2年)も「スイングが速く、甘い球を見逃さない打線だった」と話す。

 試合の流れは、大商にとって予想外の継投策で更に修徳に傾いた。投手が左腕に替わった途端、左打者7人からなる大商打線は沈黙してしまう。

 一般に、左打者は左投手を苦手にする傾向がある。渡辺正雄監督は「打線は左を苦手にはしていない」とする一方、「右を想定して対策をしてきた。リズムが崩れた」と振り返る。初回に右腕からチーム初安打を放った水口敬太(3年)も「(東東京大会で)あまり投げていない左が出てきたのには驚いた」と話す。

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