朝日新聞デジタル

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2013年6月28日
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〈ふるさとはなれて:4〉宮崎 頑張り支える大地の恵み

写真:笑顔でバーベキューの網を囲む高鍋農の選手たち=高鍋町上江拡大笑顔でバーベキューの網を囲む高鍋農の選手たち=高鍋町上江

■「栄養会」で英気 高鍋農の部員

 「いただきます!」。6月22日の夕方、練習試合を終えた高鍋農のグラウンドに選手と監督、保護者が集まり、バーベキューセットを囲んだ。夏の大会を前に、バーベキューで英気を養う「栄養会」。多くの野球部で見られる光景だが、高鍋農のそれはひと味違う。

 高鍋農は農業を志す生徒が県内各地から集まり、野球部員38人のうち28人が学校の寮で暮らす。部員17人の実家は農家だ。そんな子どもたちのために、親たちが県内各地から「うまいもの」を競うように持ち寄る。

 今年の目玉は、捕手の安楽亮汰(3年)の父・淳二(41)が持ってきた宮崎牛の切り落とし13キロだ。日南市で子牛を育て、出荷する繁殖農家。肉は、仕事で付き合いのある串間市の肥育農家から格安で譲ってもらったという。「日本一になった牛と同じ美穂国の系統の肉だから、店で買えばグラム800〜900円はする」と淳二。

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