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2013年8月22日0時48分
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富山第一「攻め」貫き集中打 40年ぶり快挙を振り返る

写真:試合を終え、グラウンドに整列する富山第一の選手たち=阪神甲子園球場、白井伸洋撮影拡大試合を終え、グラウンドに整列する富山第一の選手たち=阪神甲子園球場、白井伸洋撮影

 【竹田和博】富山第一は県勢初の4強にあと一歩届かなかったが、県勢では40年ぶりとなる堂々の8強入りを果たした。2試合連続の完封勝ちに加え、打線も3試合連続で2ケタ安打を記録。富山大会で見せた持ち味を甲子園という大舞台でも存分に発揮した選手たちの戦いを振り返った。

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■中終盤に得点

 「アグレッシブに、10―0で相手を圧倒する気持ちで戦う」。黒田学監督と選手が掲げる富山第一の野球は甲子園でも輝きを見せた。春夏通じて初出場ながら、投手を中心とした堅守と集中打を大舞台でも発揮し、中終盤で点を重ねる場面が目立った。

 2回戦の秋田商(秋田)戦は7回に4連打。3回戦の木更津総合(千葉)戦では6回に5安打、9回に6安打を集め試合を決めた。準々決勝の延岡学園(宮崎)戦でも、7回に4安打を放ち3点を奪って一時リードした。

 富山第一の野球を象徴していたのが、これらのどの場面でも犠打を使わなかったことだ。「犠打で1点ずつの野球では全国で勝てない」という黒田監督の信念と、選手の性格を見極め「自由に打たせた方が力を発揮できる」という判断に基づく戦い方だった。「つなぎ役」と見られがちな2番の西田悠貴選手(3年)は計5安打を放ち犠打は0。準々決勝では7回に同点の適時打も放った。

 上位下位を問わず攻撃を仕掛けられる打線の厚みも示した。6番の藤井信太郎選手(同)は計7安打、7、9番を打った高森啓之主将(同)も計5安打4打点の好成績を残した。

■主戦、連続完封

 エース宮本幸治投手(同)は甲子園で力強さを増した。黒田奨貴選手(同)が「助けてもらっているので、打って助けたい」と口にするように、2試合連続完封の好投を見せた。

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