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2013年8月19日0時50分
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福井商、8強ならず 常総学院に敗れる

写真:常総学院―福井商 7回裏福井商1死二、三塁、林の一ゴロで三塁走者の関が生還。捕手吉成=林敏行撮影拡大常総学院―福井商 7回裏福井商1死二、三塁、林の一ゴロで三塁走者の関が生還。捕手吉成=林敏行撮影

写真:内野手の好守に声を掛ける福井商の関了摩三塁手=阪神甲子園球場、林敏行撮影拡大内野手の好守に声を掛ける福井商の関了摩三塁手=阪神甲子園球場、林敏行撮影

写真:常総学院の部員の間に立つ小学2年時の関了摩君(中央)=母の関晴代さん提供拡大常総学院の部員の間に立つ小学2年時の関了摩君(中央)=母の関晴代さん提供

 3回戦に臨んだ福井商は18日、阪神甲子園球場で常総学院(茨城)と対戦。相手エースの外角低めに落ちる変化球をとらえられず、得意の犠打も一つに封じられ、9―1で敗れた。17年ぶりの8強入りはかなわなかったが、選手も応援団も最後まで声をからした。

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■7回に1点返し意地

 福井商打線に、常総学院のエース右腕飯田が立ちはだかった。

 1回、先頭山本が右翼フェンス直撃の三塁打を放ったが、後続はすべて強攻策で3者連続空振り三振。初回に犠打を絡めて先取してきた2回戦までの必勝パターンを再現できず、逆に飯田投手をリズムに乗せた。

 先発の長谷川は変化球を低めに集め、球威のある直球で押して4回まで散発4安打に抑えて好投。しかし次第に球威が落ち、5回、先頭打者に得意の直球を左越えに本塁打された。6、7回にも相手の好打者に力で外野に適時打を運ばれた。さらに9回表1死から本塁打を含む4連打を浴びて降板。長谷川は「スタミナ切れだった」とうなだれた。継投した中道も連打を浴びた。

 打線は7回裏、関と大石が四死球で出塁。安田が「犠打は一発で決める」の宣言通りに鮮やかに犠打を決めて1死二、三塁とし、林の一ゴロで関がタッチをかいくぐって生還。しかし最後まで飯田投手のツーシームを打ちあぐねた。

■10年の夢を胸に好走塁 関了摩三塁手

 【湊彬子】関了摩君(3年)は、実家の写真立てに1枚の写真を飾っている。10年前の2003年8月20日、阪神甲子園球場を訪れた時に、常総学院の選手と一緒に撮影した写真だ。

 関君は当時、所属していた少年野球チームのメンバーとともに、3回戦の福井商―岩国(山口)を観戦。チームのユニホームは、白地にエンジ色の文字、エンジ色の靴下。球場の入り口付近で、そっくりのユニホームを着た常総学院の選手たちが関君らをチラチラと見ていた。関君は一緒に写真を撮ってもらった。

 その年、常総学院は決勝でダルビッシュ有を擁する東北を破って初優勝。関君は「格好いい」とあこがれ、同校が甲子園に出るたびに心で声援を送った。

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