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2013年8月14日0時45分
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滋賀・彦根東、追い上げ及ばず 花巻東に敗れる

写真:花巻東―彦根東 5回裏彦根東1死二塁、田中は左前適時打を放つ。捕手山下=加藤哉撮影拡大花巻東―彦根東 5回裏彦根東1死二塁、田中は左前適時打を放つ。捕手山下=加藤哉撮影

写真:花巻東−彦根東 5回裏彦根東1死一塁、武田は右中間に適時三塁打を放つ=白井伸洋撮影拡大花巻東−彦根東 5回裏彦根東1死一塁、武田は右中間に適時三塁打を放つ=白井伸洋撮影

写真:おそろいの赤いTシャツを着て声援を送る彦根東の大応援団=阪神甲子園球場拡大おそろいの赤いTシャツを着て声援を送る彦根東の大応援団=阪神甲子園球場

 赤く染まったスタンドが選手たちを励まし続けた。第95回全国高校野球選手権記念大会第6日の13日、初出場の彦根東は2回戦で強豪の花巻東(岩手)と対戦。懸命の追い上げも及ばず、悲願の甲子園での1勝はならなかった。それでも最後まで諦めないプレーに、球場全体から惜しみない拍手が送られた。

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     ◇

 「みんなの動きが硬い。自分が抑えなければ」

 2回表、1点を失ってなお1死三塁。マウンド上の平尾拓也君(3年)は三塁走者に目をやり、投球動作に入った。意を決して腕を振ったが、中前に運ばれ、追加点を許した。

 低めを意識して打たせていこう――。そう言い聞かせて向かった甲子園のマウンド。だが、独特の雰囲気にのまれ、チームの大黒柱はもがいていた。捕手の武田圭太君(3年)は相手打線の振りの鋭さを感じていた。「まだ序盤、気にせず落ち着いていこう」と、何度も声をかけた。

 3、4回にも追加点を奪われ、守りにもミスが出る苦しい展開。それでもマウンド上のエースは笑顔で応えようとしていた。「僕が何とかしよう」。武田君はそう心に決めた。

 5回裏、沈黙していた打線が目覚めた。

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