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2013年8月13日0時44分
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精神力、躍進のカギ 奈良・桜井の戦い振り返る

写真:作新学院に敗れ、スタンドへのあいさつを終えて引きあげる桜井の選手たち=阪神甲子園球場、内田光撮影拡大作新学院に敗れ、スタンドへのあいさつを終えて引きあげる桜井の選手たち=阪神甲子園球場、内田光撮影

 【浜田知宏】第95回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場した桜井。1回戦で作新学院(栃木)に5―17で敗れたが、過去43年間、天理、智弁学園、郡山の3校のみが優勝してきた奈良大会をノーシードから勝ち上がった。新風を感じさせた公立校の戦いぶりを振り返る。

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 作新学院との試合終了後、選手は一列に正座し、地面に手をついてグラウンドに向かって礼をした。最後の瞬間まで桜井らしさを貫いた選手たち。スタンドは拍手に包まれ、「よかったぞ」「来年またこいよ」と声が飛び交った。

 チームを率いる森島伸晃監督は「相手は敵ではなく、よい試合を一緒に作る仲間」と、野球を通じて選手が人間として成長することを重視している。試合では相手の好プレーに拍手を送り、ガッツポーズもしない。どこが相手でも実力を出しきることに徹する精神的な強さは、今夏の躍進につながった。

 振り返れば、甲子園に至るまでの道のりは苦難の連続だった。春の選抜大会を目指した2012年秋の県大会は初戦敗退。冬の練習は前年からメニューを大きく変更して走りこみも増やした。それでも春の県大会も初戦で破れた。結果はなかなか実を結ばなかった。

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