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第93回全国高校野球選手権大会

金沢(石川)3年ぶり13回目
石川ニュース

本気で取り組む姿勢伝える 金沢高・浅井監督に功労賞

2011年6月14日1時0分

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写真:バッティング練習を指導する浅井監督=金沢市泉本町3丁目拡大バッティング練習を指導する浅井監督=金沢市泉本町3丁目

 高校野球の発展に尽力した人に贈られる「育成功労賞」に、石川県金沢高校で30年間野球部の指導にあたってきた浅井純哉(すみや)監督(53)が選ばれた。同校を春の選抜大会4回、夏の全国大会6回の出場に導いた実績が評価された。

 「甲子園へ行きたい」。そんな思いを抱き、生まれ育った輪島市を離れて野球の名門、金沢高校へ進学した。高校野球の指導者になろうと決めたのは3年生の時。最後の夏も甲子園出場の夢は果たせなかったが、後輩たちに夢を託そうと、部に顔を出し続けて指導した。そこで「教える楽しさ」を知った。

 輪島市の高校で臨時職員として働いていた時、元野球部監督だった当時の金沢の校長に「うちへ来い」と誘われ、1981年に金沢高校野球部のコーチに。責任教師を経て、93年に監督に就任した。

 夏の石川大会が近づくと、一年間で最も嫌な日が巡ってくる。ベンチ入りメンバーを発表する日だ。選ばれなかった3年生は、戦わずして高校での野球生活を終えることになる。「その気持ちを思うと、夜も眠れない」

 つらい練習を積んでも、報われないこともあるのが野球。一度も公式戦に出る機会に恵まれない選手もいる。「部員たちにはこれから先、失敗や苦しみが待っている。それでも最後まで諦めず、向き合う姿勢を身につけていれば、必ず誰かが助けてくれる」

 部員たちには野球を通じて、つらいことや困難なことにも本気で取り組む姿勢を学んでもらいたい。そして、いつまでも野球を好きでいてほしい、と思っている。(大野晴香)

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