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東京勢対決、ネット裏から教え子に声援 中学時代の恩師ら

2010年08月18日

 新宿区立四谷中学校の教諭、伴場敏彦さん(47)は、東京勢同士の対決をバックネット裏の席から観戦した。

写真3人の活躍をバックネット裏から見守る伴場敏彦教諭(右)と羽染佳菜さん(中)、小野成司君=阪神甲子園球場

 一塁側にも三塁側にも行くわけにはいかなかった。関東一のエース白井慶一君と中堅手羽毛田裕基君、早実の投手長坂直輝君(いずれも3年)はみんな教え子。「3人をそれぞれ応援したい」と双方の中間にあるこの席を選んだ。「彼らの一番いいプレーが見られれば、それでいい」

 小学生のときに3人と同じ軟式野球チームでプレーをしていた羽染佳菜さんと、中学時代に同級生だった小野成司(じょうじ)君(いずれも3年)も、伴場さんと一緒に観戦した。

 2人は試合前、3人にそれぞれ「応援している」とメールを送った。白井君、羽毛田君からは「来てくれて幸せ。頑張るね」。長坂君からは「自分は控え。遠慮なく関東一を応援してあげて」と気遣う返事があったという。

 長坂君の母、真弓さん(48)は試合前、甲子園の最寄り駅で羽毛田君の母親に会った。「『もっと上でぶつかりたかったね』って。一緒に甲子園に来られたのはうれしかったけど……。運命を感じます」

 試合終了後の整列の時、息子と羽毛田君が握手するのを見た。「やっぱり友だちだなあと」。夫と営む四谷の居酒屋に、甲子園の後、白井君と羽毛田君の家族が来ることになった。「ぜひ優勝してもらい、うちで祝勝会をしたい」


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