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静岡大会ニュース

「これが甲子園」常葉橘、堂々の行進 8日に初戦

2010年08月08日

 第92回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)が7日開幕した。開会式の入場行進で県代表の常葉橘は30番目に登場。グラウンドを包み込む観客の拍手に迎えられながら、威勢のいいかけ声とともに堂々と歩を進めた。式後は約2時間の練習をこなし、8日の初戦に備えた。

写真入場行進する常葉橘の選手たち=阪神甲子園球場
写真常葉橘の黒沢監督(左)と北大津の宮崎監督=阪神甲子園球場

 澄み切った青空の下、18人の選手たちは大きく腕を振り入場した。少し緊張した面持ちだったが、堂々と誇らしげに甲子園の土を踏みしめた。

 エースの長谷川彦(げん)君は式後「本当に楽しかった」と笑顔。中学の全国大会で対戦して顔なじみの早稲田実の菅井夏樹君らと再会し、「これが甲子園」と実感したという。

 三塁側の内野席では父母ら約30人が見守った。宮路美津子さん(46)は「去年より今年はさらにワクワク」。マネジャーの長崎直美さん(3年)は「選手たちが大きく見える」と頼もしそうにみつめていた。

    ◇

■黒沢監督「真っ向勝負で」、北大津監督と対談

 常葉橘は大会2日目の8日、第1試合(午前8時半開始予定)で北大津(滋賀)と対戦する。試合を前に、常葉橘の黒沢学、北大津の宮崎裕也の両監督に、相手校の印象や戦いへの抱負などを聞いた。

 ――相手校の印象は

 黒沢 経験豊富で、特に春の甲子園のイメージが強い。いい投手がいて、きちっと守って攻撃するチーム。うちと似ている印象がある。

 宮崎 僕も同じ印象。選手が自分で考えてプレーするという点でも似ている。うちは12年かかって甲子園に来たけど、そちらは(監督就任)1年で出られていて、手腕を持っていると思う。

 ――期待する試合展開は

 黒沢 大量点で勝てればいいが、最少失点で切り抜けるのが理想のゲームかな。

 宮崎 展開は考えないようにしている。考えるとそうなってしまうから。

 ――意識している選手は

 黒沢 投手の岡本君はコントロールがよく、きちっとゲームを作れる子という印象。主軸の小谷君が滋賀大会で10四死球と聞いている。すごく打てる選手だと思うが、真っ向勝負でやりたい。

 宮崎 注目は上位打線。特に1番の小岱(こぬた)君は打点が多く、4番牛場君は盗塁が多い。どこからでも仕掛けてくる攻撃なので、機動力をどう封じ込めるかがポイント。

 ――期待の選手は

 黒沢 静岡大会で機能していた1、2番の小岱、稲角が鍵。

 宮崎 長谷川君が左投げなので、(左打ちの)北林、小谷の後の北野、中村らに頑張ってもらいたい。

 ――チームを一言で言うと

 黒沢 どんな状況でも粘り強くやる。貪欲(どんよく)に次の塁を狙う。

 宮崎 走る勇気、振る勇気、投げる勇気を持ってプレーする。


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