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島根大会ニュース

「みんなの力 最高」 開星の応援団

2010年08月12日

 開星の一塁側アルプススタンドは約700人の応援団がバス13台などで駆けつけた。

写真選手たちを励まし続けた応援席。試合後も頑張りをたたえる拍手を送った=阪神甲子園球場

 試合前日に選手たちを激励した大多和聡宏校長は「適度な緊張感がみなぎっていた。自分たちの力を十分に発揮してくれればと思う」。

 1回、1死一、二塁の先制の好機で、出射徹選手の打球は左翼線への二塁打となって1点先取。出射選手が中学時代に所属した「広島瀬戸内シニア」主将で中学3年の浜先智義君(14)は「長打力があってすごい。自分も甲子園に出たい」と活躍を喜んだ。

 7回裏。白根尚貴選手が左翼席への本塁打を放つ。「オー」「ようやった」と応援は最高潮に。母みゆきさん(46)は「みんなの力がバットに乗り移った。ほめてやりたい」と興奮気味に話した。

 9回2死、安打と死球、失策で1点をかえされる。「抑えろ白根」と必死の応援が続く。左前安打が出て満塁となり、さらに中堅に上がった飛球を落球……。応援席は一瞬静まり返った。

 9回裏の攻撃。2走者が塁を埋め、「まだまだ」「これから」の声が飛ぶ。だが左翼手の好捕で試合が終わると生徒や保護者はタオルなどで顔を押さえた。3年の新田未来さん(17)は「今までで最高の試合。お疲れ様と言ってあげたい」と涙を流した。

 運動部員が入る「大志寮」責任者の曽田昭志さん(74)は「選手たちに感謝したい。今日の経験は人生のプラスになるはず」、野球部保護者会長の糸原優二さん(47)は「最後まであきらめず、明るく野球ができた」と目を赤くしながら選手たちをたたえた。(小林一茂)


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