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〈はま風〉昆虫魂 いつか指導者に 北大津・服部捕手

2010年08月18日

 あだ名は『カブトムシのメス』。春の滋賀県大会では投手のできを見誤り、試合後に宮崎監督から「お前なんか森に飛んでけ!」って怒られた。森? 湖東スタジアムの横のあそこ? と一瞬思ったけど、ああいう時の監督は実は機嫌がいい。チームメートも噴き出して笑っていた。

写真北大津の服部鼓太郎選手=竹花徹朗撮影

 161センチ、75キロ。あだ名は1年生の3学期、体育の授業中に宮崎監督が付けた。その時も周りが笑ってた。『メス』って略されることも珍しくない。プロテクターをつけていると「もっと似てる」とも。主将の大野に言わせると「あいつがいるだけでベンチが和む」という存在だ。

 もう一つのニックネームの方が自慢かもしれない。『ブルペンの番長』。この春ごろ、監督が「お前に任せた」と言ってくれた。ぴったりの居場所だと思う。威張るつもりはないけど、生徒会長で、演説も得意だから、人を乗せるのは大丈夫。ミットをしっかり鳴らして、でかい声で。

 救援した横江は、ブルペンでは上ずっていたけど、球は来てた。「お前の球打てるやつなんかおれへん」って声をかけた。押し出しの四球も、気持ちを出した結果。負けても「泣かんとこ」と決めていたけど、涙が出た。

 高校野球の監督になって、いつか、あだ名をくれた宮崎監督と対戦したい。恩師も「人をひきつける、いい指導者になる。そんなことが出来たら夢みたい」と楽しみにしてくれている。(竹田竜世)


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