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逆転信じて履正社に大声援 燃えた三塁側アルプス

2010年08月17日

(高校野球 聖光学院5―2履正社) 三塁側アルプスの履正社応援席は生徒約1千人と保護者、OB、部員らで埋め尽くされた。1回裏、2死二塁のピンチ。外野に抜けそうな打球に一塁手正木健太郎君(2年)が飛びついて好捕した。大商大堺の野球部マネジャーだった姉の良枝さん(20)は「活躍を生で見られてうれしい」と弟をたたえた。

写真6回表、山田哲人君(3年)の2点本塁打で同点になり、歓喜にわく履正社の応援席=阪神甲子園球場

 3回表、16日が誕生日の飯塚孝史君(2年)が打席に入ると、応援席は「ハッピーバースデー」の大合唱。母恵美子さん(58)は「投球とバットで勝利を自分で引き寄せて」と期待を込めた。

 4、5回裏に1点ずつ失い0―2に。サッカー部の谷本育人君(2年)は「野球部は帰りのバスで熟睡するくらい練習してる。こんな点差はすぐに追いつきますよ」。

 6回表、山田哲人君(3年)の打球が左翼へ大きく打ち上がると、「入るぞ、入るぞ!」の大声援。2点本塁打で同点になると、応援団は頭上でメガホンをたたきながら跳びはねた。父知規さん(52)は「感激。息子ながらあっぱれだ」と笑った。

 7回裏、3回に続き俊足の右翼手出口大恭君(3年)が走り込んで飛球を好捕。野球部の畑中佑介君(3年)は「出口の守備範囲は日本一です」と自慢げに話した。

 8回裏、本塁打などで3点を失う。9回表、応援席は「まだまだ」と逆転を信じ、今日一番の大声援を送るが、そのまま試合終了。6回から登板した平良寛太君(3年)の父嘉之さん(59)は「試合を変える1球の大事さがよくわかったと思う。みんなよく頑張った。帰ったらお疲れ様と言いたい」と労をねぎらった。(滝沢卓)


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