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大分大会ニュース

大分工、つなぐ野球を存分発揮 収穫は「経験」

2010年08月13日

 17年ぶりに甲子園に出場した大分工。甲子園初勝利を目指したが、隣県宮崎の延岡学園に敗れた。初回に先制点をあげ、一度もリードを許さず試合を進めていたが、延長10回、サヨナラ負けを喫した。短い夏が終わったが、収穫は甲子園で戦った経験だ。

写真試合後、スタンドへのあいさつから戻る大分工の選手たち=遠藤啓生撮影

 試合後、平山慧三塁手は「重要な場面で打たなきゃ意味がないので悔しい」と話した。2安打を放ったが、適時打が出なかった。

 西谷直樹中堅手は「点をとるたびに追いついてきた。相手が1枚上手だった」と語った。田中太一投手の球を受け続けた佐藤耕一捕手は「これで野球が終わるとは信じられないけど、田中の相手ができてよかった」と振り返った。

 「大工(だいこう)野球」の持ち味である「つなぐ野球」と「堅守」は見せていた。

 大分大会5試合で犠打を24決めたように、5回には4番の平野航史主将が送りバントをして、新納将貴二塁手がスクイズを決め、2点差をつけた。

 1点をリードしていた6回裏2死二、三塁の守備では、中前安打で同点にされたものの、西谷が一直線のバックホームで二塁走者を刺し、逆転を許さなかった。

 2年の下川哲司左翼手、新納、1年の町田大河遊撃手らは涙を流していた。町田は大分大会の準決勝、決勝で攻守にわたり大活躍。甲子園でも手堅い守備を見せたが、出塁はできなかった。「先輩たちを助けられなかった自分が悔しいです。必ず甲子園に帰ってきます」。その涙は重ねた経験とともにこれからの糧になる。来年を目指して頑張って欲しい。(軽部理人)


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