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8回「泥臭く、あきらめない」反撃 新潟明訓

2010年08月20日

(19日、報徳学園2−1新潟明訓) 2点を追う8回の攻撃で、新潟明訓は意地を見せた。

写真報徳学園―新潟明訓 8回裏新潟明訓2死二塁、田村の左前適時打で二塁走者山本が生還。次打者柄沢(9)=新井義顕撮影

 「泥臭くやろう。あきらめちゃいけない」と、佐藤和也監督は選手たちを送り出した。

 先頭の西山尚志(3年)が空振り三振に倒れ、山本英晶(同)が打席に入った。

 ここまで、報徳学園の先発田村伊知郎(1年)の140キロ超の直球に押されていた。第1打席は四球を選んだが、第2打席は遊ゴロ。第3打席も二ゴロで、併殺。田村はこの打席でも得意の直球で押してきた。

 2球、ファウルにした。「体が開くのが早い。開かないようにしてしっかり打とう」。4球目。141キロの直球。「狙っていたわけではなかった」が、スムーズにバットが出た。左前安打。反撃ののろしを上げた。「兄や監督、支えてくれた人たちが打たせてくれた」

 続く町屋章吾(3年)は送りバントを決めた。2死二塁。打席には、「チームの柱」(佐藤監督)の主将田村昌大(3年)。「良いつなぎができている。おれが(走者を)かえそう」。真ん中に入ってきた直球を振り抜いた。打球は鋭いゴロで三遊間を破り、左前安打。二塁走者山本が俊足をとばして一気に生還した。

 1点差。柄沢槙(同)も続いた。「絶対につなぐ」。この日2安打目となる安打を左前に運んで好機を広げた。

 2死一、二塁。報徳は、投手をエースナンバーの大西一成(同)に代えた。

 打席には、漆原大夢(2年)。2球目の真ん中に入った直球をはじき返した。痛烈な当たりだったが、遊撃手の正面を突き、遊ゴロに倒れた。

 本塁を踏んだ山本は「遠かった1点が入って、『いける』と思ったけれど……」と肩を落とした。(柄谷雅紀)


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