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京都大会ニュース

一緒に燃えた!夏休み 京都大会

2010年07月23日

 夏休みに入り、子どもたちの姿が球場に目立つ。同級生に声援を送る女子生徒、全力プレーにあこがれる野球少年……。さまざまな思いで、球児たちの熱戦を見つめる。(水戸部六美) 

写真京都すばるを応援する女子ホッケー部員たち=わかさスタジアム
写真東山の応援に来た中学生、宮本稜君(14)=わかさスタジアム
写真西舞鶴の選手を応援する同級生の女子生徒たち=わかさスタジアム
写真上京中野球部の生徒らも全力プレーを観戦した=わかさスタジアム

■私たちの分まで 女子ホッケー部

 京都すばる―東山戦。京都すばるのスタンドでは、女子ホッケー部員らが赤や青のユニホーム姿で応援した。野球部とは毎日同じグラウンドで練習してきた。それぞれ夏の大会に臨む前、エール交換もした。だが、女子ホッケー部は近畿大会の2回戦で敗れ、野球部の勝ち上がりに期待をかけた。

 副キャプテンの中村香澄さん(17)は2年生エース小林大和選手(17)と同級生。3回、空振り三振に打ち取ると「やまとー!」と歓声を上げた。「普段はちょっと頼りない感じだけど、マウンドでは堂々としている」。中村さんの兄で広島カープの中村憲投手(20)も応援した。3年前の夏、京都すばるを準優勝に導いた投手だ。「勝てない相手ではない。がんばれ」と声援を送ったが、競り負けた。

■来年は僕もここに 未来のエース

 東山の応援席では、ベンチ入りした2年生宮本聖也選手(16)の弟で、中学3年の稜君(14)がスコアをつけながら観戦した。推薦入学で来春、東山の野球部に入ることが決まっている。「兄と一緒に試合に出るのが夢です」。試合は東山の完封勝利。「僕もエースをめざしたい」

    ◇    ◇

■同級生「ようがんばった」

 西舞鶴―京都成章戦。西舞鶴の応援スタンドには、選手らの同級生が次々と駆けつけた。3年生の馬場俊吾投手(17)と同じクラスの森下莉菜さん(17)は、赤いメガホンと必勝うちわを手に声をからした。「体育祭の団長もやっていて、頼もしい人です」

 しかし、西舞鶴は完封負け。選手らは泣きながらスタンド前に並び、「ありがとうございました」と一礼した。馬場投手は強力打線を相手に8回まで投げ抜いた。森下さんは「お疲れさま。ようがんばった」と拍手を送った。

■好プレー、ノートに 中学生球児

 バックネット裏では、京都市立上京中学の軟式野球部員たちが観戦し、感心したプレーをノートに書き留めた。顧問の三宅正恭教諭(30)は、かつて勤めていた近衛中学の野球部で、京都成章の3年生、近本大甫主将(18)を指導した。

 中1のとき、初めて代打に起用した場面で初球をたたき、右越え本塁打を放ったという。8強入りを決めたこの日の試合でも、2回裏に中前適時打を放つなど4打数2安打の活躍ぶり。三宅教諭は「頭ひとつ抜けていました。やっぱり、ええ選手やな」と笑顔でうなずいた。


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