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九州学院、痛み構わず守った

2010年08月20日

 (19日、東海大相模10―3九州学院) 激痛が走っても、プレーは止めなかった。

写真東海大相模―九州学院 9回表東海大相模1死三塁、大城卓の二ゴロで走者田中が生還。捕手坂井=水野義則撮影
写真東海大相模―九州学院 6回表東海大相模2死、大城建の打球が左手に当たりグラブを落とす投手渡辺=金川雄策撮影

 九州学院のエース渡辺が6回2死、強烈な打球を左手首に受ける。だが、すぐに右手で球を拾って一塁へトス。「やばい、力が入らない、と思った。でも足元に球が転がっていたので」。痛みは引かず、その裏の攻撃で代打を送られた。6回4失点で交代。「相手打線は穴がない。そつのない攻撃にやられた」とうつむいた。

 ここまで3試合を1人で投げ抜いてきたが、むしろ右肩は軽かった。「調子は良かった。先頭バッターを出してしまったのがすべて」。1回、初球をいきなり右前へ運ばれ、先制を許した。3回は四球で先頭を出して犠飛、5回はバックのミスもあって失点と、打ち込まれたわけではない。それだけに「悔しい。最後まで投げたかった」。

 3点を返した8回の反撃を、ベンチで見守った。少し腫れてきた左手首をアイシングしながら、声を張り上げた。「仲間には『今までで1番のピッチングだった』と言われた。最後の粘りを見せてくれて感謝しています」(瀬谷洋平)


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