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香川大会ニュース

「再び甲子園へ」誓う 英明新チームさっそく始動

2010年08月10日

 第92回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)で初戦で敗れた香川代表の英明は9日、新チームでの練習をさっそく開始した。甲子園では不発に終わった2年生の中内大登選手は「再び甲子園に戻ってくる」と誓う。7日の八戸工大一(青森)戦は4―8で惜しくも敗れたが、フルスイングで一気に大量得点する持ち前の強力打線は甲子園を沸かせた。ただこれで県勢は4年連続で初戦敗退。来年こそは突破して欲しい。

写真試合に敗れ、グラウンドの土を集める英明の選手たち=中里友紀撮影

 英明の選手は3日に宿舎となった神戸市のホテルに入った。初出場の重圧を感じさせないリラックスした様子だった。4〜6日は、神戸市や兵庫県明石市のグラウンドで練習。中内選手や1番西岡勇魚選手、6番田中玲選手らはさく越えを連発していた。自由時間でも自主的に素振りを繰り返していた。対戦相手の八戸工大一のビデオをみた香川智彦監督は「先取点がほしい。打ち合いに持ち込みたい」と話していた。一方、八戸工大一・長谷川菊雄監督は「ロースコアの接戦に持ち込みたい」と対照的な見方を示していた。

    ◇

 7日の本番。やはり1、3回など序盤の好機に英明が先制できなかったのが悔やまれる。右打者は外角のスライダー、左打者は内角高めの直球と外角のチェンジアップを振らされていた。中内選手は「4番は打たないといけないのに打てなかった」と悔しそうに涙を流していた。

 ただ、5回に4点を先行されたが6回にすぐに追いついたのは印象的だった。シャープなスイングの西岡が放った大きな当たりに観客席はどよめいた。

 主戦の平井和貴投手は立ち上がりから好調で、低めのスライダーを振らせて4連続三振を奪うなど4回まで無失点。5回、右手中指を走塁で痛めた捕手阿南大介主将の悪送球などで4失点、8回にも4失点して力尽きた。

 負けはしたが、英明は攻撃力、投手力ともに大きく引き離されていたわけではないと思う。香川監督は「次のセンバツで戻ってくるという気持ちでやりたい」と手ごたえをつかんだようだった。西岡選手や中内選手ら攻撃野球の主軸はまだ2年生。大いに期待が持てる。

 「野球王国の復活」を掲げる県高野連。今回、平井投手が昨年度の県選抜の台湾遠征のメンバーだったように、選手の力を伸ばすための多面的で工夫を凝らした取り組みがさらに進んでほしい。(合田禄)


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