ここから本文エリア

現在位置:高校野球>石川大会> 記事

石川大会ニュース

遊学館、意地の反撃 大量失点も最後まで粘り

2010年08月15日

(14日、関東一11―4遊学館) 1回表、エース土倉が立ち上がりを攻められる。先頭打者に初球をいきなり中前に運ばれた。1死二塁となって、3番伊藤から3連打を浴び、3点を失った。

 「どこに投げれば打ち取れるのか分からなくなった」。初戦を3安打完封したエースの姿は、そこにはなかった。2回表には1番山下に2点本塁打、3回表にも4番宮下に2点中越え本塁打を打たれ、土倉は降板を告げられた。

 継投したのは金井。初戦は出番がなかったが、「いつでもいけるよう準備はしていた」。続く打者3人を無難に打ち取った。

 しかし4回表、1死から連打を浴び、続く2番渋沢のバント処理で一塁へ悪送球。「悪い流れを止められなかった」。後続の打者にも連打を浴びて4点を奪われた。

 4回裏、遊学館打線の反撃が始まる。2死から4番松沢がチーム初安打となる右翼線二塁打。続く山中が左前適時打を放ち1点を返した。

 5回裏、「何としても塁に出たかった」という先頭打者の土倉が11球粘って四球を選んだ。1死一、二塁となって水野が中前安打、続く谷口も「うまく打てた」と左翼線への二塁打で2点を奪った。

 1死二、三塁と好機は続いたが、山岸の打球は遊撃手の正面に飛び、併殺に。「チームに勢いをつけられなかったのが悔やまれる」と山岸。

 6回裏2死、甲子園で7打席無安打と苦しんでいた小林が、左中間二塁打を放つ。「今までチームに貢献できなかったので、1本出てよかった」。次打者土倉も左越え三塁打で続き1点。なおも山本の死球で2死一、三塁としたが、金井が三振に倒れた。

 9回表。5回以降は無失点に抑えていた金井が2連打を浴びて1死一、二塁のピンチに。「これ以上失点はできない」。金井は落ち着いて内外角にボールを投げ分けた。最後の打者を低めのカーブで空振り三振に打ち取ると、小さくガッツポーズをした。山本雅弘監督は「突然の登板にも金井は本当によく投げてくれた」とねぎらった。


ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る