ここから本文エリア

群馬大会ニュース

窮地を救えず、失投に悔しさ 前橋育英・池田投手 秋季関東大会

2010年11月04日

 (3日、前橋育英5―8東海大相模) 9回表、前橋育英の最後の攻撃中、エース池田悠紀君(2年)はキャッチボールする手を止め、バックスクリーンを見つめた。「2」と表示された、東海大相模8回裏のスコア。

写真前橋育英のエース池田悠紀君=さいたま市営大宮球場

 4―3のリードで迎えた7回裏、先発高橋拓巳君(1年)が2死一、二塁から適時連続二塁打で3点を奪われ、逆転を許す。後がない場面でマウンドに立った。

 しかし登板直後、打者2人に連続四球。後続を断ったが、得意の直球が走らず、制球も定まらない。前日の鷲宮(埼玉3位)戦で9回を投げ抜いた疲れが残っており、肩は張り、腕が振れなかった。

 それでも自分の直球を信じて攻め続けた8回1死一塁。ボールが2球続いた後、全力で投げ込んだ直球が真ん中に入る失投になり、左翼席へ運ばれた。

 「あの一本で追い上げが難しくなった」。ピンチを抑えるのが理想のエース像だ。しかしチームの窮地を救えなかった。「疲れは言い訳にできない。夏までにもっと成長する」と悔しさをにじませた。

 それでもチームは今夏の準優勝校相手に、一歩も引かない戦いを見せた。「強豪相手でも互角に戦えた実感はある。確実に次につながったと思う」(遠藤隆史)

ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る