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北大津、最強の9番 前橋商、4継投実らず

2010年08月15日

 (14日、北大津9―3前橋商) 北大津の岡本の粘りの投球が光った。2度同点に追いつかれながらも、7回に味方が大量得点で勝ち越すと、低めを丁寧に突く投球で試合終盤を締めた。7回は三者凡退に抑えて、一気に流れを手繰り寄せた。前橋商は4投手の継投策に出たが、相手打線の勢いを止められなかった。

写真北大津―前橋商 3回表北大津無死、村井は左越えに本塁打を放ち先制点をあげる。投手野口=長島一浩撮影
写真北大津―前橋商 5回表北大津1死一塁、小谷の打球に中堅手後藤が飛びつき好捕、一塁へ送球し併殺とする=水野義則撮影

   ◇  ◇

 ■2戦連続の一発 3回表、高めの直球強振

 恐怖の9番打者だ。北大津の村井が、2試合連続の本塁打。バントの構えからバットを引いて最短距離で振り出すと、打球は左翼席で弾んだ。

 3回、3球目のファウルが「詰まり気味だったので」とバスターで打つことに切り替えた。宮崎監督からタイミングが合わなければ、打席で工夫するようにと言われている。その打撃で、初戦を3安打完封した左腕の高めの直球を引っ張った。

 公式戦初アーチとなった1回戦の9回に続き、2打席連続の一発でもある。「前回と同じコースで、感触は今日の方が良かった。外野の頭は越えると思ったけど、伸びてくれた」。満面の笑みで、「最高です」と振り返った。

 174センチ、61キロの2年生の活躍に、先輩たちは「どうしたん」と驚きの声。本人も好調な理由は「分からない。でも、本番は強い方。長打力も自信がある」と胸を張る。

 宮崎監督は「本当なら上位でいい選手だけど、2年生だし楽に打たせてあげたい」。村井も「1番に好機で回せたらいいと思う」。つながりのある打線には、強力な9番がひかえている。(上山浩也)

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 「公式戦でこれだけ打たれたのは初めて」。前橋商のエース野口はすっきりとした顔でインタビューに答えた。

 同点に追いついた直後の7回。1死から4連続長短打を浴びた。ゴロを打たせようとボール気味に投げた変化球は振ってくれない。「駆け引きにならなかった」とストライクを取りにいった球を狙われ、追い込む前に打たれた。5点目を失ったところで降板し、左翼に下がった。

 昨春の選抜で1回戦敗退した悔しさを晴らそうと帽子には太い字で「リベンジ」と書いた。身長163センチでも1年秋から背番号「1」を背負った誇りを持って投げた。しかし、全国の壁は厚かった。「自分もまだまだだなと思った。これからも野球を続けたい。この甲子園をステップにしたい」

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 ○岡本(北) 9回、滋賀大会から通算して7試合目で初四球を出す。「次からはもっとコントロールに注意しないと」

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 ●後藤(前) 「打って、走って、守った。甲子園という大舞台を、思い切り駆け回ることができた。悔しさもあるが、楽しかった」


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