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福井大会ニュース

プロの技、高校球児に直伝 福井でシンポ

2010年12月14日

 プロ野球選手が高校生に技術や思いを伝えるシンポジウム「夢の向こうに」(日本野球機構、日本プロ野球選手会、日本高野連主催)が12日、福井市田原1丁目のフェニックスプラザであった。福井県での開催は初めてで、県内出身の選手4人を含む6人が参加した。集まった高校球児約800人が、あこがれの選手たちが語るプロの技に聴き入った。

写真投球フォームを高校球児にアドバイスする広島東洋カープの斉藤悠葵投手=福井市田原1丁目

 シンポジウムはプロ選手による高校生への指導が日本学生野球憲章で原則として禁じられるなか、プロ選手と高校球児の交流の場として03年に始まった。今年は福井を含む全国6会場で開かれる。

 12日のシンポジウムには広島東洋カープの横山竜士投手(福井商)、東出輝裕内野手(敦賀気比)、天谷宗一郎外野手(福井商)、斉藤悠葵投手(同)の4人の県出身選手と、オリックス・バファローズの日高剛捕手、大引啓次内野手が参加。元阪神タイガース投手で朝日放送解説者の湯舟敏郎さんが進行役を務めた。バッテリー、野手の2部に分け、高校生も壇上に上げて技術を指導した。

 バッテリーの部では日高捕手が、ワンバウンドしたボールの捕り方や走者がいるときの構え方を紹介。「ボールがバウンドするまで目を離さないで」と実際に動いて見せると、多くの高校生が座席から身を乗り出してフォームに見入った。斉藤投手と横山投手は投球動作を実演し、牽制(けんせい)するときに走者の目を見ることなど、細かな動きのポイントも伝えた。

 野手の部は東出内野手、大引内野手が捕球のコツを指導。東出内野手は「遠近感をつかみやすいように少し横から打球を見て、捕りやすいバウンドで捕球することが大切」と話した。天谷外野手は自らトスを上げ、高校生の打撃フォームを確認。「腰が上に上がらないように、水平に回転させて」「軸になる足を打ちたい方向にしっかり向けて」とアドバイスしていた。

 壇上で横山投手の指導を受けた三国高校2年の森岡俊弥君(17)は、「あこがれのプロ選手から教えてもらうのは緊張したけど、すごく勉強になった。下半身の使い方を詳しく、分かりやすく教えてもらえた」とうれしそうに話した。(笹川翔平)

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