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福井大会ニュース

最後の公式戦、敗れても笑み 福井商・北野監督 北信越高校野球

2010年10月25日

 (24日、福井商0―9佐久長聖)

写真ベンチから指示を送る福井商の北野尚文監督

 「野球を愛する子どもや、支えてくれる人たちと出会えたことに感謝したい」。試合には負けたが、福井商の北野尚文監督(64)は笑みを浮かべた。

 1968年に福井商の監督に就任。春夏合わせて36回、同校を甲子園に導いた名監督は来年3月に退く。監督として公式戦最後となった24日の試合。ベンチから体を乗り出し、身ぶり手ぶりでグラウンドの選手に指示を出す姿はいつもと変わらなかった。

 チームはこの日、不幸にもアクシデントが重なった。試合前の練習でボールが顔面に直撃した青山竜也左翼手が病院に搬送された。試合中には松本健太投手が右ひじを痛めて途中降板。苦しい状況での采配だったが、「実力の差がそのまま出ただけ」と振り返った。

 「試合終了の瞬間、これから選手たちをどうレベルアップさせていくかを考えた」。来年3月まで監督としてすべきことがまだ残されていることを、監督自身はよく分かっていた。(笹川翔平)

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