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福井大会ニュース

気になる走者、打者に集中しきれず 福井商痛恨

2010年08月16日

(報徳学園4―2福井商) 好調時には150キロに迫る直球が、走らなかった。福井商のエース長谷川陽は、報徳学園の機動力を警戒するあまり、腕を振り切れなかった。

写真5回表、マウンドで話す福井商の投手長谷川陽(左)と捕手長谷川貴のバッテリー=遠藤啓生撮影

 5回だ。1死走者なしで谷に左前安打を許し、続く中島の初球で二塁を陥れられる。「走者の動きが気になって、打者に集中しきれなかった。自分の甘さです」。中島をストレートの四球で歩かせると、置きに行った球を狙われ、2連打などで2点を失った。「体力も限界だった」の言葉通り、6回から外野に回った。

 1968年から福井商を率い、春夏合わせて36回目の出場だった北野監督が福井大会後に退任を表明。甲子園では決勝まで6試合を勝ち、監督の通算勝利数を「36」に伸ばすのが目標だった。だが、エースだけでなく、1回戦の5回に一挙6得点した打線もつながらなかった。

 「自分がちゃんとしていれば、勝てない相手ではなかった。監督に申し訳ない」と涙を浮かべた背番号1。「戦いに臨んで泣くな」という教えを守り続けた2年半。でも、最後の日は、こらえきれなかった。(松沢憲司)

  ◇

 ●北野監督(福) 「不運な当たりもあったが、これも野球。甲子園というのは出るのも難しいが、勝つのも難しいところです」

 ●塩治(福) 「監督にいぶし銀になれって言われた。後で意味を調べて、地道にこつこつやってきた。野球のおやじだった」


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