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秋田大会ニュース

あこがれの甲子園 気迫の89球 能代商・田村清司君

2010年08月14日

 2回、リードを4点に広げられた場面で、田村清司君(3年)がマウンドに立った。昨年秋の大会までは「1」を背負っていた。「悪い流れを自分が変える。3人で抑えることだけ考えた」

写真2番手で登板した田村清司投手=中里友紀撮影

 大阪入りしてからは、4日の紅白戦後に「調子がよくてやばかった」と話したほど、打たせて取る投球がさえ渡っていた。

 調子の目安にしているのが相手打者の外角を突く直球だ。この球でストライクが取れるときは調子がいい。

 が、2死二塁の場面で、外角に投げた球が甘く入って痛打された。この日は、得意の球がシュート回転し、思うようにストライクがとれなかった。

 5回、この試合で初めて相手の攻撃回を「0」で切り抜けた。7回も気迫のこもった投球で「0」に抑えた。

 「甘いコースでも厳しいコースでも打たれ、投げるところがなかった。相手のパワーがすごかった」。あこがれの甲子園で89球。全力投球を続け、「悔いはない」。(笠井哲也)


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