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得点されても「真っ向勝負」 西仙北・進藤投手 秋田

2010年07月24日

 1回1死二、三塁のピンチを切り抜けると、西仙北の主戦進藤拓也君(3年)は波に乗った。5回まで無失点で、連続無失点を40イニングまで伸ばし、45年前の連続無失点記録に並んだ。

写真進藤拓也君=こまち

 だが、それが焦りにもつながった。「無失点にしなきゃいけない」

 6回裏2死三塁、保坂祐樹君(2年)へ投じた3球目、外角への直球が内に入る。左前へはじき返された。

 初失点――。

 次打者を打ち取り、切り抜けるが、何か違った。

 「1点取られてから疲れを感じた」。球が浮き始める。捕手の深浦寛主将(3年)も「7回以降、疲れがみえた」と、変化を感じ取った。

 ベンチの斉藤真一監督も同じだ。「下半身に粘りがない」。だが、「一切声はかけなかった。どんな状況でも(進藤君に)任せた」。

 9回、能代商の吉岡達也君(3年)に三塁打を打たれた後、進藤君は、直球勝負を挑み続ける。深浦主将のミットをめがけ、思いっきり投げ込んだ。

 サヨナラ負けは喫したものの、試合後、進藤君の顔からは満足感が漂っていた。

 「守って、打ってくれてありがとう」。最後はチームメートへの感謝を口にした。=こまち


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