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愛知大会ニュース

愛知啓成、6回に4本のバント安打 犬山を突き放す

2010年07月26日

 第92回全国高校野球選手権愛知大会(朝日新聞社・県高校野球連盟主催)は25日、県内4球場で5回戦8試合があり、準々決勝に進む8校が出そろった。春の県大会優勝の東邦は愛工大名電にコールド勝ちし、中京大中京も豊橋東を圧倒した。横須賀は延長13回の接戦で明和を制した。26日は瑞穂、岡崎市民の両球場で準々決勝4試合がある。ともに甲子園出場経験のある愛知啓成と東邦が対戦する。

     ◇

(愛知啓成8―2犬山)

 愛知啓成は同点で迎えた6回、山路、児玉、須田の3連続バント安打などで勝ち越し、相手守備の乱れも誘って一挙5点を奪った。3人の継投で逃げ切った。

 犬山は2回に西山の左翼への2点本塁打が飛び出すなど、前半は互角の戦いをした。10安打を放ったものの7残塁の拙攻が響き、3回以降は得点を奪えなかった。

■啓成、小技巧みに加点

 岡崎市民球場の第2試合、愛知啓成は6回、4本の安打をすべてバントで成功させるなど一挙5点を挙げて犬山を振り切った。

 犬山のエース石井晃二朗君(3年)の緩急をつけた投球を打ちあぐねていた愛知啓成。先頭打者が死球で出塁すると、「打ち上げてばかりで相手投手のペース。流れを変えたい」(岡田敬三監督)と立て続けにバントのサインを送った。山路雄太君(2年)、児玉和之君(3年)、須田拓人君(3年)が3連続でバント安打を決めた。

 満塁の場面で、一塁線に絶妙なバントを転がした須田君は「僕は9番なので小技を期待されている。打撃練習でも振るよりバントの方に時間をかけてきたので、自信を持っていました」と振り返った。

 バント攻撃が相手の野選や悪送球を誘って得点を重ねる。最後は4番打者の中川凱登(かいと)君(3年)が2死三塁からバント安打を決めた。「4番だけどバントの練習もしっかりしています。みんな成功させていたので、流れに乗れてよかった」

 犬山も前進守備をとって警戒したが、桑原崇監督は「バントとわかっていても、どうしようもなかった。さすが啓成です」と脱帽した様子だった。


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