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神奈川ニュース

横浜隼人 中盤猛攻・甲子園1勝

2009年08月13日

 激戦の神奈川を勝ち抜いた勢いを甲子園でも発揮――。横浜隼人は12日、伊万里農林(佐賀)を6―2で破った。笑顔で元気にプレーして手にした甲子園初勝利。アルプスからは大きな拍手が送られた。2回戦は17日の第4試合(午後4時開始予定)で、選抜準優勝の花巻東(岩手)と対戦する。

写真横浜隼人―伊万里農林 5回表横浜隼人無死二、三塁、菅野は二前に2点適時強襲打を放つ=矢木隆晴撮影

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◆エース今岡、粘って完投

 横浜隼人がエース今岡の粘り強い投球と中盤の集中打で、伊万里農林に快勝した。

 1回裏、今岡は3安打を浴び、1死満塁のピンチを迎えるが「いつも立ち上がりは悪い。普段通りかなと思った」。神奈川大会同様、笑顔で三振、内野ゴロに打ち取り無失点にしのいだ。「1回は直球が多かったので、2回から変化球を増やした」と船木捕手。5回まで連打を許さず無失点を続ける。

 打線は序盤、伊万里農林の吉永投手の緩急に苦しんだ。想定よりも速い球を投げてきたため、中盤から水谷監督は「少し打席の後ろ側に立て」と指示。その修正が5回に奏功する。

 5回表、5番徳永の左前安打と6番山口の四球で無死一、二塁とし、7番細野が右前適時打を放ち先制。続く8番菅野のセカンド強襲安打で、2点を追加した。6回も4番大野、山口、菅野の適時打などで3点をあげ、突き放した。

 今岡はイレギュラーバウンドの適時打などによる2失点のみ。8安打を打たれながらも要所を締めての完投に、水谷監督も「よく粘った。1球1球成長している」とたたえた。

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○横浜隼人・杉本政知主将 みんなが積極的に動いた結果が形になってうれしい。得意のガンガン攻める野球ができたと思う。前半は少し緊張していた。先取点を挙げた中盤以後は、気は抜けなかったが、楽しく試合できた。

○横浜隼人・水谷哲也監督 選手たちに「神奈川大会の8回戦のつもりで」と話した通り、これまでと同じ「攻めて攻めて攻めまくる」野球を実践できた。今岡もピンチを招きながら、ここぞという場面で抑えてくれた。

●伊万里農林・吉永圭太主将 細かなミスをなくせなかったのが敗因。走者を背負うと、三振をとろうと焦って制球が甘くなった。相手は自分の投球のくせを見抜き、変化球を狙ってきた。激戦区の代表校は一枚上手だった。

●伊万里農林・大坪慎一監督 初回にヒット・エンド・ランで積極的に仕掛けたが、先制点を取れなかったのが痛かった。相手打線の打球が速く、好機での勝負強さも相手が一枚上手だった。選手は良い試合をしてくれた。


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