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クラスが団結、エースに声援 日本航空3年2組

2008年08月06日

<山梨代表 日本航空> スクールカラーの青いTシャツと赤いメガホンに染まった日本航空の三塁側アルプススタンドには、試合のある運動部員らを除いた3年2組の6人が駆けつけ、一投一打に声援を送った。

写真折り鶴を握りしめて応援する3年2組の平賀美貴子さん(左)と橘こなみさん
写真声を振り絞りスタンドから応援する3年2組の野球部員、森岡靖博君=いずれも阪神甲子園球場

 3年2組には、エースで主将の北野駿人君はじめ9人の野球部員がいる。そこでクラスは、北野君の肩を冷やさないためと部員の暑さ対策のために、7月から教室の冷房を切った。担任の中嶋香代子さんが以前、「応援する方もされる方も一体にならないと甲子園に行けない」と話したのをクラスメートが思い出し、全員で協力した。

 他のクラスは教室の気温を26〜28度に設定していたが、冷房のない3年2組は、暑い時は30度以上に。陶器の風鈴を窓際につるし、暑さを紛らわす工夫もした。

 4月に今のクラスになってから、教室では「甲子園」が合言葉だった。部員が授業中に居眠りをしそうになると「そんなんじゃ甲子園に行けないぞ」。部員の一人の森岡靖博君は「クラス全体が協力してくれてうれしかった。自分にできるのは精いっぱい応援すること」と、この日はスタンドから声を振り絞った。

 クラスメートの平賀美貴子さんは試合後、「甲子園に連れてきてくれてありがとう、お疲れ様でした、と部員たちにいいたい」と目に涙を浮かべながら話した。


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