ここから本文エリア

現在位置:高校野球>第90回選手権>富山> 記事

ボクらのコーチは「話し相手」 高岡商OB・金森さん

2008年08月11日

<富山代表 高岡商> 高岡商を陰から支えているのが、コーチで野球部OBの金森英浩さん(42)だ。高岡市内の設備会社で働きながら、自らの甲子園での経験を選手に伝えている。

写真選手のダッシュに加わり、練習を盛り上げる金森さん=兵庫県西宮市

 金森さんは2年生だった82年に、三塁手として夏の甲子園に出場し、1勝した。3年生では主将を務めた。宮袋誠監督の2学年先輩だ。

 コーチを始めたのは10年ほど前。会社で営業の仕事をしながら週末に練習を手伝う。主に内野の守備が担当だ。

 今年の選手は、金森さんにどんどん質問した。そして、答えた内容を、翌週に身につけていた。金森さんは「選手の話し相手」を自任し、選手の信頼も厚い。遊撃手の植村雄司選手(3年)は「目線を低くしてくれるから、監督には言えないことも話しやすい。不調を脱出するきっかけをくれた」と話す。

 チームが大阪入りしてからは、金森さんは職場の理解もあり、1回戦の前は3日間の休みをとって指導した。1回戦の後、富山に戻って、2日間みっちり仕事をして、8日夜から再び大阪入りした。

 1回戦は、守備にハラハラしながら見守ったというが、「校歌を歌ってくれて、ものすごいうれしかった。自分と同じ喜びを選手が味わえたんだって」と金森さん。

 慶応に勝てば、同校初の夏の2勝目。「選手は野球に貪欲(どんよく)で、目標は高い。1回勝ったくらいで浮かれてはいない」と期待を寄せる。


ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る