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鳴門工、堂々の行進 開会式

2008年08月03日

 いよいよ夏の甲子園が2日、開幕した。晴れ渡った空の下、県代表・鳴門工の選手たちは、開会式で堂々の入場行進。「いち、にー」と酒巻周作選手(2年)の掛け声にあわせて18人は胸を張り、手を振り上げて一歩一歩を踏みしめていた。

写真入場行進する鳴門工の選手たち=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

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 選手たちは新調したユニホームと黒光りするスパイクを履き、姿を現した。先頭の浦添商(沖縄)から数えて11番目に入場した。

 選手の親たちは一塁側内野席上段に陣取り、「徳島県代表・鳴門工業」のアナウンスが流れると、手を打ち鳴らした。林大地投手(3年)の父・公洋さん(45)は「小さな頃からあこがれていた舞台に立った子どもは輝いて見えた」。佐藤和成捕手(3年)の母・明美さん(46)は「足を上げてしっかり歩けている」とほほ笑んだ。

 部員9人は、三塁側内野席で仲間を見守った。「きれいに歩けている」と中川博則君(2年)。武市亮磨君(同)は「酒巻の声が元気よく聞こえた」と話した。

 同校からは、関係者が大型バス2台で午前5時半に学校を出発し、約2時間かけて甲子園入り。長谷川道雄校長らが1、2年の野球部員約25人を連れてきた。長谷川校長は「ぜひ、勝ち進んで欲しい」と興奮気味に話した。

 徳島大会の優勝旗を手にして先頭を歩いた田中勇次主将は、入場口をくぐった瞬間、行進練習した甲子園とは全く違う球場に来たと感じたと話した。体を内側に押し込まれるような歓声。スタンドの観客の目が自分たちに向けられていた。笑っては駄目と思いながらも「勝手に笑みが出てきて、止まらなかった」。

 開会式の後、選手たちは大会第3日の本荘(秋田)戦に備えるため球場を後にし、午後は練習に励んだ。


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