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競った三遊間見せた好守 近大付

2008年08月05日

<南大阪代表 近大付>

写真千葉経大付―近大付 7回表千葉経大付1死一塁、遊撃手安達は内藤の打球を好捕、この後、一塁に送球して併殺にする=金川雄策撮影

 主将で三塁手の松本弦貴君(3年)と身長160センチのショート安達和宏君(3年)。2人はこの日、何度もヒット性の当たりをアウトにし、満場の拍手を浴びた。

 安達君は昨年の冬、左足首の痛みが我慢できないほどになった。医師に手術が必要と言われた。野球のできない期間は約2カ月。「春を捨てて夏に賭けようと思った」

 安達君の抜けた後を松本君が埋めることになった。内野手はほぼ初めてで、練習に明け暮れた。まだ走れない安達君にアドバイスを受けながら毎日、居残りで100本近いノックを受けた。

 松本君は「安達を絶対に抜いてやろうと思っていた」。安達君は「どんどんうまくなったので、ポジションがなくなるのではないかと危機感を持った」と当時を振り返る。

 安達君の復帰後も、一緒に居残り練習をした。競い合い、安達君がショート、松本君が三塁手に固定された。

 2人の好守で流れを引き寄せたかったが、千葉経大付の投手、斎藤圭祐君を打ち崩せなかった。松本君は9回に二塁打を放つが後続を断たれた。敗戦の涙が乾いた後、「届きませんでした」と残念そうに語った。


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