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堂々と行進 近大付

2008年08月03日

 第90回全国高校野球選手権記念大会が2日開幕し、北大阪代表の大阪桐蔭と南大阪代表の近大付の選手たちが阪神甲子園球場のグラウンドを行進した。拍手に包まれたスタンドの一角では、惜しくもメンバー入りを逃した両校の3年生部員もエールを送った。

写真入場行進する近大付の選手たち=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

 深紅の優勝旗を掲げた佐賀北の主将に続いて、参加55校が南から順に登場。近大付と大阪桐蔭が相次いで姿を現すと、大きな拍手がわいた。

 三塁側内野席の上段から行進を見守った大阪桐蔭の山下貴寛君(3年)はもともと捕手。入学時からレギュラーとの力の差を感じ、3年間ベンチ入りできなかったが、打撃練習の捕手を務めるなどチームに貢献してきた。仲間が行進する姿に「うれしい。メンバーがプレーに集中できるよう、しっかりサポートしたい」。春の大会に背番号3をつけて出場した岡田仁宏君(3年)は得意の打撃がふるわず、夏は惜しくもメンバーから外れた。「正直、うらやましい。寮も同じで、ずっと一緒に練習してきた仲間。僕たちの分も頑張ってほしい」と話し、少し寂しそうな表情でグラウンドを見つめた。

 近大付の杉浦秀紀君(3年)は1年生の6月にひざを手術して1年間野球ができなくなるなど、けがに苦しんだ。ベンチ入りできなかったが、ボールボーイとしてグラウンドに入る予定だ。藤本博国監督と並んで一塁側内野席から行進を見守り、「堂々と歩いていて、すごくデカく見えた。甲子園でもいつも通りのプレーをやってくれそう」と力強く話した。

 近大付は大会第3日第4試合で千葉経大付(西千葉)と、大阪桐蔭は大会第5日第3試合で日田林工(大分)と対戦する。(左古将規)


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