ここから本文エリア

“一番迷惑かけた”2人、悔し涙 「監督に感謝」

2008年08月18日

<南神奈川代表 横浜> 「一番、監督に迷惑をかけたのはおれたち2人」。スタンドの3年生部員、笠間健史君と皆木明君は言う。最前列で肩を組んで喜び、メガホンをたたいて悔しがった。

写真笠間健史君(左)と皆木明君(中央)

 春にメンバーから外され「ふてくされた」という笠間君は、約15日間の謹慎処分に。練習に戻った後、渡辺監督に呼ばれた。「何でも話してくれ。おれを信じて一緒にがんばろう」。ベンチの選手だけでなく、他の部員を気にかけてくれていた。

 もう1人の皆木君。けがの治療で病院に通ううち、練習をさぼって遊んでいたのが監督に見つかった。草むしりや部屋の掃除の罰。新チームになって決心し、練習にまじめに向き合い、雑用もこなした。秋の県大会で21番としてベンチ入りした時は、心底驚いた。「こんな悪さばっかりしたおれなのに。監督は見ていてくれたんだ」

 試合に敗れ、選手と監督がスタンドに向かってきた。「おつかれ!」と泣きながら叫んだ。

 2人は言った。「監督に感謝の気持ちでいっぱいです」(三輪さち子)


ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る