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唯一の1年生が大仕事 横浜・大石竜太選手

2008年08月13日

<南神奈川代表 横浜> ベンチ入り唯一の1年生が大仕事をやってのけた。同点の4回2死二塁。横浜の2番大石竜太君はファウルで粘り続け、11球目、快音を響かせた。

写真広陵―横浜 4回裏横浜2死二塁、大石(中央)は右中間に三塁打を放ち、敵失の間に一気に生還。捕手石畑=細川卓撮影

 打球は右中間を真っ二つに破り、二塁走者が生還。さらに中堅手がもたつく間に二塁を回り、三塁もけった。ホームには派手にダイビング。右手でグラウンドをたたいて喜びを爆発させた。

 記録上は、三塁打と相手失策になったが、この2得点に三塁側アルプス席は沸き、試合の流れを引き寄せた。

 「次の松本さんにつなげようと思っていた。ホームインした時は『やった、自分で点を取ったぞ』という気持ちだった。満員の球場でプレーできて、緊張より楽しめた」

 3兄弟の末っ子。次男は桐光学園の主将だった康太君(3年)で、昨年夏は2年生レギュラーとして甲子園に出場した。三塁側アルプス席で応援した父・守さん(47)は「あんなところに飛ぶとは思わなかった」と驚いた。

 甲子園8打席目の初安打。南神奈川大会でも、長打は二塁打1本だけだった。試合前日、父は携帯電話のメールで「元気よく、自分らしいプレーを全力でやってくれ」と送った。「よっしゃ、頑張る」と返ってきた。

 守備ではバランスを崩すなどして2失策したが、最後まで消極的にはならなかった。「これからも、今日のようにユニホームが泥だらけになるくらい全力でプレーしたい」


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