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横浜・慶応、拍手浴び行進 「練習に気合」「初戦全力で」

2008年08月03日

 満員のスタンド。ジメジメとした蒸し暑さにも熱気があふれ、夏の甲子園が始まった。第90回全国高校野球選手権記念大会が2日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。南北神奈川代表の横浜と慶応も堂々と入場行進し、大きな拍手を浴びた。開会式前には記念イベントがあり、抽選で選ばれた親子100組が夢の舞台でキャッチボールをし、県内から3組が参加した。

写真入場行進する横浜の選手たち
写真入場行進する慶応の選手たち=いずれも兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

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 午前9時。入場行進は前回大会優勝の佐賀北を先頭に、沖縄代表から始まった。選手らは各大会の優勝旗を手にした主将に続いた。

 37番目に横浜、続いて慶応がアナウンスされると、場内からはひときわ大きな拍手が起こった。ともに春夏連続出場で、慶応は46年ぶり17度目の出場。注目の高さをうかがわせた。

 横浜は、南神奈川大会で2番打者を務めた1年大石竜太君がかけ声をかけ、足並みをそろえることを意識した。「みんなとは『ビシッといこう』と話していた。胸を張って、落ち着いてできた。試合まであっという間だと思うし、これで練習にも気合が入る」と小川健太主将(3年)。

 一塁側観客席では渡辺元智監督やベンチに入れなかった3年生部員、選手の家族らが見守った。三塁手の倉本寿彦君(3年)の母・智恵子さん(40)は「春も行進させていただきましたが、感動しました。最後ということで、夏は特別です」と話した。

 一方、慶応は白村明弘君(2年)のかけ声で入場行進。行進練習は特にしなかったが、しっかりとした足取りで堂々とした行進を見せた。山崎錬主将(3年)は「甲子園といえば夏、というイメージが強かったので、春に続いて歩けてうれしかった。いよいよ始まったので、初戦に全力でぶつかれるようチームの調子を上げていきたい」。

 一塁側観客席では、コーチや部員たちがグラウンドの選手たちを見守った。上田誠監督は「自分も高校球児として目指していた夏の甲子園にやっと来られ、感無量。まずは初戦突破。優勝を目指したい」と力を込めた。

 慶応は5日の第3試合で松商学園(長野)と、横浜は7日の第3試合で浦和学院(南埼玉)と対戦する。(安斎耕一、伊藤雅哉)


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